約690年前に明峯素哲禅師によって開かれた曹洞宗の寺院です

縁起・由緒

夏の本堂01

 

当山は吉河山 永天寺と称し、今を去る約690年前、南北朝時代、後醍醐天皇の御代、正中2年(1325)の開創と伝えられている曹洞宗の寺院です。

御開山は太祖瑩山禅師の弟子である明峯素哲禅師(1277〜1350)によって開かれましたが、天文15年 (1546) 回禄の災にあい、その後天正7年 (1579) 羽柴秀吉の三木、別所長治攻めに際し堂塔伽藍を焼かれ寺領まで没収されたといわれています。

以降、約100年間すっかり衰退していたようですが時は徳川時代に移りキリシタン禁制とともに寺院が復興されるようになり、当山も寛文5年 (1665) 中興 明鑑龍的禅師によって再興されたのが現在の寺域です。

その後当山も栄え、一時は修行僧がいた時代もあったようですが寛政8年(1796) 不慮の災害によって全焼し、その後再建されたのが現在の伽藍です。

以来明治の廃仏棄釈にも耐え、戦争の苦難も乗り越え、現在も茅葺屋根の静かなたたずまいの本堂を護りつづけております。

略年表

1325年(正中2年) 明峯素哲禅師(1277〜1350)により御開山
1546年(天文15年) 回禄の災
1579年(天正7年) 羽柴秀吉の三木、別所長治攻めに際し堂塔伽藍を焼失、寺領没収。
1665年(寛文5年) 現在の寺域に中興 明鑑龍的禅師により再興。
1796年(寛政8年) 災害により焼失後、再建。現在に至る。

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